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キングコング・西野さんが「就活ダサい」と言った真意とは?

何かと世間を騒がせるキングコング・西野さんですが、その発言一つ一つは納得の行くものも多いです。今回も「就活ダサい」と、いかにも炎上しそうな発言ですが、詳しく聞くととても腑に落ちる、というより西野さんに賛同してしまうものですた。

 最近特に騒がれている日本の変な就職活動

堀江貴文ホリエモン)さんや茂木健一郎さんは結構前から、「就活解禁(各社一斉にスタートすること)なんておかしい」などとそのおかしな決まりを指摘していましたが、最近、他の方も日本の就活について言及することが増えてきました。

キングコング西野さんも、とにかくたくさんの会社にエントリーする就職活動についておかしいとし、以下の理由から、このシステムは学生にとって幸せなのか?時間の無駄なんじゃないか?と指摘した。

理由1:第80希望の企業なんて本当にあるの?

今の日本の就職活動において100社以上エントリーするなんて話は良く聞きますよね。この点において西野さんは以下のようにおっしゃっていました。

その状況だと、第80希望の企業に就職することもありえるんですよね?第80位なんて考えたことあります?食べ物でさえ80位なんて出てこない

たしかに。BEST5とかなら考えたことあるけど、80位は何においても考えたことないな・・・そこまでくると、本当にその企業に行きたいのかどうかわからないレベルですよね。

さらに西野さんは、以下のように続けます。

例えば第80希望の会社に入ったとして、当然その会社を第一希望にして入ってきた奴と一緒に働くわけですよね?そんな奴に勝てるはずない。

これは結構西野さんらしい考えらしいなと思ったのですが、「好きこそものの上手なれ」の考えに基づいていますよね。能力云々よりも、その仕事が好きかどうかが重要ということ。たしかに第80希望の会社に就いてもモチベーションなんてない。その会社のことを好きで入った奴に勝てるわけが無い。

理由2:100社のエントリーのために何時間使ってるの?代わりに他のことできるじゃん

 表題の通りの指摘なのですが、例えば一社エントリーするのに履歴書やエントリーシートの作成、事前調査に5時間かけていたとしたら、100社で500時間。これだけ時間あれば、その時間でおもしろいことやって、結果そのおもしろいことがその人の魅力になって企業が欲しがる。つまりそっちのほうが就職に近道なんじゃない?と指摘。

これも納得。500時間かけて面白いこと、何か一つスキルを身につけるための勉強、海外旅行などに充てたほうがその人の魅力になると私も思います。ただ、今の特に大企業の採用を見ていると、何か尖ったスキルやキャラクターよりも、全体的に能力の高い、協調性のある(和を乱さない)人を採用しているように見えるため、実際に西野さんが言うような行動をするのは勇気がいることだと思います。でも尖った人材を求めている企業は必ず存在するし、そういった企業が増えているのも事実。10年後、20年後、使い物にならないと会社に捨てられるような人材にならないためにも、西野さんのこの視点は意識しておかないといけない。多様化しているこの世の中、何でもいいから尖った何かを持つことは重要です。

魔法のコンパス 道なき道の歩き方

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まとめ

世間から叩かれることの多い西野さんですが、発言を良く聞いてみてください。かなり納得の行くものが多いし、本質を突いていると思います。動画のほうも是非ご覧ください。短い動画ですが、見ごたえありますよ。